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心理学の用語で「カチッサー効果」というのがあります。
結論から言えば、この効果を利用すれば、好きな女性を口説いて落とすテクニックに使えるということです。
心理学者のランガーが実験をおこなった結果、被験者がコピー機の順番待ちの列の先頭へ行き、次の3通りの言い方で先にコピーをさせてもらいたいと頼むんだそうです。
① 「先にコピーをとらせてもらえませんか」
② 「急いでいるので先にコピーをとらせてもらえませんか」
③ 「コピーをとらなければいけないので先にコピーをとらせてもらえませんか」
そうすると、承諾率は①が60パーセント、②が94パーセント、③が93パーセントだったようです。
ですから、人に何かを頼む時に単に「〇〇してもらえますか？」と言うよりも「〇〇なので、〇〇してもらえますか？」と理由をつけると承諾されやすいということです。
この効果を意中の女性をデートに誘うときに応用するのです。
彼女に「○○だから、デートしない」というように、理由をつけて誘うと好結果が出やすいのです。
ただ、あまり関連がないような理由をつけて誘うのは、相手にとって意味不明となるので、逆に突っ込まれることになりますよ。
「今日は、朝の占いで、おいしいものを食べたら吉になるといわれたので、いっしょに食事しない？」などというようなのは、理由になりませんよ。
もし、食事に誘いたいのなら、「僕と食事に行きませんか？」とあっさり誘うのではなく、そこに理由というか、付加価値をつけるのです。
「今日は花火大会の絶好日で、花火が映える夜景が最高だから、○○の野外レストランに行かない」などと自然な感覚で誘えばよいでしょう。
映画に誘いたいのなら、たんに「面白い映画がきているんだけど、映画を観にいかない」と言うより、「あのアクション映画が、３Dになったようなので、どんなにすごいか体験に行かないか」などと誘えばよいでしょう。
このように誘い方ひとつで、返事が変わるのだから、これからはあなたなりに応用してみよう。
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