長い人生のなかで何かを行おうとした場合、順調に進むときと失敗するときがありますが、その差が何であるか明確にできなくても、はっきり言えることは、タイミングが悪かったということです。 これは恋愛関係でもいっしょで、あなたが好きな彼女にプロポーズしたり口説いたりすることでも、愛の告白にはそのタイミングが大事なのです。 仕事を例にあげれば、月曜の朝一番、むずかしい書類を持って部長室に入り、決裁をもらおうと一生懸命説明しても、まず決裁は通らないでしょう。それよりも怒られるのがオチであります。だれだって、日曜日で休んだ後の月曜日は、エンジンがかからないもので、難しい書類に目を通すだけの気持ちにはならないものです。 そういうタイミングで決裁を持っていっても、いい顔をしてくれるはずはありません。 もし、決裁を無事通そうと思えば、一週間で一番気の抜けやすい金曜日の午後にすべきです。午後なら、明日の土曜日は休みだし、気が緩んでいますので、機嫌もよく、決裁が通りやすいのです。 あなたが気になる女性をデートに誘って、二人の楽しい時間を過ごしたり、相手の女性もすっかり恋人気分になったような気持ちでいることもあるでしょうが、この状態は明日も続くという保障は何ひとつありません。 あなたは、彼女に脈ありと思って、「付き合ってください」と言ったところ、「ごめんなさい、今はお母さんが危篤で入院しており、そんな気分じゃないの」という返事が返ってくる場合だってあります。 人間というのは、試験勉強に打ち込んでいたり、あるいは趣味に打ち込んで我を忘れるぐらい夢中になっているときには、他のことなど目に入らない場合はいくらでもあり、そういう心の隙間を狙って口説いても、うまくいくはずはありません。 女性は恋がすべてだと思ったら大間違いです。 ですから、恋を成就させるためには、今現在、彼女がどういう状況に置かれているかをしっかりと見極めてから恋の告白をすべきです。 そのためには、彼女の周囲から情報を得ることも必要でしょうし、もし、何かに夢中になっているとしたら、しばらくの間は応援メッセージを送るなどして、様子を見るのが得策です。 ここは、「急がば回れ」です。
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